長野県松本工業高等学校  電子工学クラブ

「ITジュニアの活動便り」では、情報技術を学ぶ高校生たちの部活動を紹介しています。第一回目は長野県松本工業の「電子工学クラブ」です。

 ものづくりコンテストの電子回路組立部門や、ROBOCON IN 信州など、数々のIT系コンテストで優秀な成績を修め、全国からも注目されている長野県松本工業高等学校。こうした実績から、松本工業はこれまでBCN ITジュニア賞にも4度招待されています。
 その活動の母体となっているのは課外活動の「電子工学クラブ」。今回は同部設立以来、初の女性部長に就任した、大月みなみさんから電子工学クラブの活動や実績などの詳細をレポートして頂きました

右写真:正門には校訓の「錬磨創造」の石碑がある


ROBOCON IN 信州 2011の集合写真。なお、ROBOCON IN 信州 2012では相撲ロボット(自立型)の部で見事優勝した
ROBOCON IN 信州 2011の集合写真。なお、ROBOCON IN 信州 2012では相撲ロボット(自立型)の部で見事優勝した

Q)部活動の名前と、その由来を教えてください

3科に密接したクラブということで、
機械科・・・  機械工学 と 原動機
電気科・・・  電気工学 と 電気通信 
電子工業科・・・電子工学、以上の科名称に因んで「電子工学クラブ」と言います。

 

Q)部活動設立時期

昭和37年に誕生したと50年史の文献に記録があります。
(電子工業科:昭和35年4月一期生入学)

 

Q)部員数と学年毎の構成

平成24年5月の時点で57名です。
1年 16名(1)
2年 20名(3)
3年 21名(1)

カッコ内は女子で全体で5名です。

 

Q)主な活動場所は?

厳密には部室はありません。

 


Q)電子工学クラブの2012年のテーマ、目標は?

 for( we = beginner ; we <= engineer ; we += technology )
{
Robot_Production++;
  Computer_Programming++;
  Research_Presentation++;
}
 

Q)部長から電子工学クラブの特徴をご紹介ください!

 電子工学クラブ部長の大月みなみ(おおつき みなみ)です。

 私たちは日々びっくりするほど恵まれた環境でロボット製作をしています。部活動をする上で困ることは殆ど無いので、毎日部活に持って行くものは、パソコンとやる気だけで大丈夫です。
 東芝ITサービス様から寄贈頂いたPCも重宝しています。先輩方の活躍の話を聞くことも多く、高校時代の電子工学クラブでの活動が将来に繋がるのだと考えています。

 最近は、本校で相撲ロボットの北信越大会がありラジコン型のマシン2台が全国大会に進出することができました。また、第50回技能五輪全国大会へも出場することになりました。マイコンカー班と、キャリー班も大会で良い成績を残せるよう、ロボコンin信州に向けて調整をしています。
 大会などで松本工業高校を見かけたら是非応援よろしくお願いします。
右写真:放課後は空いている実習室で活動中のメンバーたち。取材に行くと、毎回様々な部屋に案内される

 


Q)今年の参加予定コンテスト

第50回 技能五輪全国大会 電子機器組立部門 出場 

※10/27-28 松本市(クラブ員ですがクラブで指導はしていません)

パソコン甲子園2012 本戦 プログラミング、モバイル、デジタルコンテンツ部門

※11/10-11 福島県

第12回高校生ものづくりコンテスト全国大会 電子回路組立部門 出場

※11/17 松本市

全日本ロボット相撲 高校生全国大会 ラジコンの部 2台4名出場

※11/25 埼玉県

ロボット相撲北信越大会 高校生ラジコン型 1・2位自立型 3位
中高生国際Rubyプログラミングコンテスト エントリー予定

 

電子工業科の教諭で電子工学クラブの顧問を務める赤羽治先生
電子工業科の教諭で電子工学クラブの顧問を務める赤羽治先生
同・三澤実先生
同・三澤実先生

Q)過去の自慢できるコンテスト成績は?

ここ10年くらいのところで、

・2004マイコンカーラリー全国大会 ベストタイム賞 ベスト8
・高校生ものづくりコンテスト全国大会 電子回路組立部門 
 第6・7・9・10回大会優勝、8回大会3位
・第4回若年者ものづくり競技大会 優勝
・パソコン甲子園2011本戦 モバイル部門 グランプリ
・第4回ものづくり日本大賞(大会ではありません)


 (左写真)明日のものづくり人材を育てる松本工業。桑澤政光校長(右写真)によると、電子工学
   クラブは野球部などの運動系の部活動よりも人数が多いという。

松本工業の「電子工学クラブ」のレポート、いかがでしたでしょうか?ITコンテストについては現在進行形でこれから結果が出るものもありますが、ここ10年の成績を見ても確かな足跡を残しています。先輩たちの活躍を見て、後輩たちがしっかりと伝統を受け継いでおり、まさに校訓にある「錬磨創造」を実践しているのが「電子工学クラブ」なのです。「電子工学クラブ」の活躍にこれからも期待しましょう!大月みなみ部長、レポートありがとうございました!
(ITジュニア育成交流協会 事務局) 

 

おまけ 長野県松本市と言えば・・・ 


日本の名城「松本城」

松本市のシンボル、松本城。取材時に立ち寄り撮影しました。2006年に日本100名城
に選定された地元の人たちに愛されている美しい城です。