第23回 高専プロコンレポート(その1)

 ジュニ協では理事長以下、事務局のメンバー総勢4名にて全国高等専門学校プログラミングコンテスト(高専プロコン)に参加し、最新の情報を現地からお届けする。

 23回目を数える高専プロコンの今年の舞台は福岡県大牟田市(会場:大牟田文化会館)で、10月13日(土)~14日(日)の2日間にわたって開催される。本大会では全国の高専から56校(60キャンパス)、過去最高の全171作品が応募があり、うち課題部門は43校55チームから21チームが予選通過。自由部門は、40校58チームから20チームが予選通過を果たした。なお、 競技部門は58校58作品が予選通過し、うち3作品は海外からの参加となる。


◆ 前日から関係者が大移動

 10月12日(金)に羽田空港を発ち、福岡空港へ。羽田空港ではNAPROCK(NPO法人高専プロコン交流育成協会)の堀内征治理事長と再会。堀内理事長は長野高専副校長を退任後、長野市の教育長を務められており、ご多忙な中、日程調整をして参加されたという。なお、NAPROCKは同時開催の「NAPROCK国際プロコン」を担当し、高専プロコンの国際色向上に貢献している。今年はハノイ国家大学(ベトナム)、成都東軟学院(中国)、モンゴル技術大学(モンゴル)の3ヶ国3チームがエントリーしている。

 また、協賛企業のさくらインターネット様ご一行ともご挨拶した。どうやら同じ便に乗り合わせた関係者が多かったようだ。

 福岡空港からは地下鉄で博多に出て、JR鹿児島本線快速に乗り換え、一路大牟田へ。どこまでも続く線路・・・のどかな風景が続く。一時間ほど田園風景を眺めて揺られていると、多くの学生、指導教員とおぼしきスーツ姿の大人が立ち上がる。目的地の大牟田駅に着いたのだ。

 

◆ ホテル到着後も徹夜するチームも

 駅から会場の大牟田文化会館へは徒歩5分程度。我々は明日の受付でも良いのだが、大会パンフレットを事前入手するために列をなして歩く参加者たちの後をついて行く。会場に到着すると、まるでこれからコンテストが始まるかのような賑やかさで、こちらの気分も盛り上がってくる。さっそく受付デスクに向かったが、受付業務が用意出来ていないという。それでは大会パンフレットだけでも欲しい、と伝えたところ、実行委員のご厚意で2部受け取り、ホテル行きのバスに飛び乗った。これで事前勉強ができる。

 今回の宿泊地は会場から送迎バスで20分ほどのビジネスホテル。改めて住所を見ると、熊本県になっている。大牟田文化会館は福岡の県境にあるようだ。
 ホテルのフロントにもプロコン関係者が溢れかえっていたが、かつて取材にご協力頂いた先生たちとの再会もあった。お元気でしたか?今年の作品はどうですか?などと聞いてみる。また、これからプレゼン資料を作るというチームもあり、今年も徹夜作業だなぁという声がチラホラ聞こえてくる。それをこなす学生は凄いが、それに付き合う先生はもっと凄い。これも高専プロコンならではの光景だ。それでも大会はもう明日だ。どんな素晴らしい作品と出会えるか、大会パンフレットを読みながら心は弾む。


 明日10月13日(土)はいよいよ大会初日。課題・自由部門のデモンストレーションブースを巡り、各チームの様子を紹介していく。競技部門は最終日の決勝戦の模様をレポートする予定。なお、ジュニ協は、高専プロコンで優秀な成績を修めたチーム(学校)を、㈱BCNが2006年に創設した「BCN ITジュニア賞」の受賞チームとして推薦している。
(レポート:ITジュニア育成交流協会 事務局)