愛媛県立松山工業高等学校 メカトロ部

「ITジュニアの活動便り」では、情報技術を学ぶ高校生たちの部活動を紹介しています。今回は、愛媛県立松山工業の「メカトロ部」です。

2011年に東京で開催された第11回高校生ものづくりコンテスト全国大会(通称:ものコン、主催:社団法人全国工業高等学校校長協会)の電子回路組立部門で初出場ながら見事に優勝(厚生労働大臣賞)した松山工業の山本達也さん(受賞時当時3年生)。山本さんの活動母体となっていたのが今回ご紹介する「メカトロ部」です。プログラミングだけでなく、はんだ付けなどの総合的な技術力で全国区に名乗り出た松山工業。メカトロ部顧問の山岸貴弘先生(電子機械科教諭)によると、ものコン優勝という実績もあって、部員も少しずつ増えているそうです。今回は、新部長の松浦昴輝さん(電子機械科3年)からメカトロ部の活動や実績などをレポートして頂きました。
 上写真:メカトロ部の集合写真。元気いっぱいな様子がわかりますね!

Q)部活動の名前と、その由来を教えてください

本校は各科に馴染んだ部活があります。電子機械科では「メカトロニクス」に精通しており、それから「メカトロ」の文字を頂きました。

 

Q)部活動設立時期

平成5年に本校電子機械科が誕生しました。それと同時にロボット愛好会が発足。
平成7年にメカトロクラブと改名。
平成9年にメカトロ同好会と改名。
平成17年にメカトロ部に昇格しました。

メカトロ部「プログラム班」の活動風景
メカトロ部「プログラム班」の活動風景

Q)部員数と学年毎の構成

現在、部員数23名です。
3年生 7名

2年生 6名

1年生 10名

 

Q)主な活動場所は?

プログラム班と機械班に分かれています。プログラム班はプログラミングと、電子回路ができる別館のプログラミング実習室にて活動しています。機械班はロボットの組立ができる実習室と工場を主体に活動しています。

 

Q)メカトロ部の2012年のテーマ、目標は?

機械班はロボットアメリカンフットボールの全国大会出場。
プログラム班は高校生ものづくりコンテスト全国大会2連覇。
U-20プログラミングコンテスト、高校生プログラミングコンテストの全国大会出場を目標としています。

 

 【写真:右の一番上の写真は、「プログラム班」の中の高校プロコンに挑戦する『プロコン班』、下3枚の写真は、明日のものづくりを担う「機械班」のみなさん】

 


こちらは「機械班」
こちらは「機械班」

Q)部長からメカトロ部の特徴を紹介して下さい

メカトロ部部長の松浦昴輝です。
ロボットを製作するときは、機械班の加工技術、ロボットを制御するときにはプログラム班の電子・情報技術が必要不可欠であり、高校生ものづくりコンテストで全国大会優勝した技術力を使い、ロボット製作にも力を注いでいます。
そして、ものづくりを楽しみながら、機械班・プログラム班全員が知識・技術を合わせて大会に臨み、自分たちの納得のいく成績が残せるよう日々努力しています。

メカトロ部の新部長、松浦昴輝さん
メカトロ部の新部長、松浦昴輝さん

Q)今年(2012年)参加予定コンテスト

高校生ものづくりコンテスト愛媛県大会 優勝、準優勝、3位
高校生ものづくりコンテスト四国大会 優勝
第12回高校生ものづくりコンテスト全国大会 電子回路組立部門 出場
U-20プログラミングコンテスト 出場
全国高校生プログラミングコンテスト 出場
全日本ロボット相撲 四国大会 高校生の部 ラジコン型 出場
高校生ロボットアメリカンフットボール大会(予定)

電子機械科の教諭でメカトロ部の顧問を務める山岸貴弘先生
電子機械科の教諭でメカトロ部の顧問を務める山岸貴弘先生
電子機械科の教諭で山岸先生と共にメカトロ部顧問を務める小池成典先生
電子機械科の教諭で山岸先生と共にメカトロ部顧問を務める小池成典先生

Q)過去の自慢できるコンテスト成績は?

平成23年度 第11回高校生ものづくりコンテスト全国大会優勝
平成18年度 全日本ロボット相撲大会10g級自立型全国3位
平成9年度 高等学校工業科生徒研究成果発表全国コンクール準優勝
平成5年度 全日本ロボット相撲大会ベスト8


(上左写真:松山工業の外観。JR松山駅前から徒歩5分ほどの好立地にある。右:松山工業に初の優勝をもたした山本達也さん、隣はメカトロ部の顧問の山岸貴弘先生。山本さんは山岸先生から回路設計の方法や技術の直接指導を受け、技術を磨いていった。卒業後は希望した大学に合格し、時々メカトロ部を訪れ後輩を激励している)

松山工業の「メカトロ部」のレポート、いかがでしたでしょうか?昨年のものコン電子回路組立部門の初優勝という実績と、顧問の先生方の情熱的な指導によって「メカトロ部」全体もさらにパワーアップしているようですね!二年連続全国大会出場は「メカトロ部」に在籍する部員の技術力の高さを裏付ける成績です。

松山工業と当協会は、ものコン電子回路組立部門での優勝を機に交流が始まり、BCN ITジュニア賞2012に山本さんと山岸先生を招待、その後、2012年5月には第一回目のリユースPC寄贈斡旋プログラムの対象クラブとなりました(提供企業は東芝ITサービスとBCN)。これらのノートパソコンによって高校プロコン、U-20プロコンへの挑戦が可能になったとのことです!

これからも「メカトロ部」および松山工業の活躍に期待しましょう!松浦部長、レポートありがとうございました!
(ITジュニア育成交流協会 事務局) 

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日本の名城「松山城」

またもお城に行ってきました!松山市のシンボル、松山城は平成18年・2006年に日本100名城に選定されました。松山城も取材の直前に立ち寄り、駆け足で撮影してきました。四国最大の城に行くにはロープウェイを利用しましょう。美しい街並みを眺めながら行くのも良いでしょう。