高校プロコン決勝大会出場 8校8チーム決定!

 全国情報技術教育研究会(全情研:加藤久佳会長:埼玉県立狭山工業高等学校長)が主催している全国高校生プログラミングコンテスト(高校プロコン)の決勝大会がいよいよ今週末、2012年11月11日(日)、埼玉県桶川市のさいたま文学館文学ホールにて開催される。その決勝大会に進出するチームが決定した。競技課題は2008年から採用しているネットワーク対戦型の「CHaser」シリーズの最新版。北海道から九州まで8校8チームの強豪が最強プログラムを携え、知力の闘いに挑む。

昨年の画面。大スクリーンに映し出される
昨年の画面。大スクリーンに映し出される

 

決勝大会出場は8校8チーム!
高校プロコンは、「全国の工業高校等に学ぶ生徒に、創造力を発揮した新鮮な発想でのプログラミングの作成を通して、作る喜びや達成感、ものづくりへの興味関心を高めさせるとともに、次代を担うスペシャリストとしての資質を向上させる」ことを趣旨としている。第33回高校プロコンはから最終的に51チームの応募があり、決勝大会に進出する8校8チームは厳正なる予選の結果、以下の通り決定した。

 

北海道旭川工業高等学校
北海道小樽工業高等学校
北海道室蘭工業高等学校
宮城県工業高等学校
埼玉県立越谷総合技術高等学校
埼玉県立玉川工業高等学校
愛知県立名南工業高等学校
長崎県立長崎工業高等学校

 

常連校のほか、初出場校も!
サーバーを介してのネットワーク対戦型の競技課題「CHaser」シリーズは2008年から採用された。以来、決勝大会に常連として進出している学校も多い。まずは今回初出場となるのが、北海道室蘭工業。初出場だけに情報が全くないため、どんなプログラムで挑んでくるのか、今から楽しみな存在だ。また、同じく北海道から、旭川工業が3年連続3回目の出場。同じく3回目の出場は、埼玉県立越谷総合技術高校(2年連続)、愛知県立名南工業(2年ぶり3回目)。九州からは2年連続2回目の長崎県立長崎工業が出場する。同じく2回目の出場では、埼玉県立玉川工業が2年ぶりに復活した。横綱級の5年連続5回目の出場は、昨年、決勝で熱戦を繰り広げた北海道小樽工業と、宮城県工業が揃って決勝大会に進出した。

昨年の対戦の模様。知力の闘い。静かだが、手に汗握る対戦が続く
昨年の対戦の模様。知力の闘い。静かだが、手に汗握る対戦が続く
昨年の受付の様子。皆荷物がたくさん
昨年の受付の様子。皆荷物がたくさん

今年の見どころは? 来年閉校予定の玉川工業も出場! 北海道の大躍進にも注目
今年の見どころは何と言っても、5年連続5回目の出場の北海道の小樽工業、そして4連覇がかかる宮城県工業。この2チームがどんな闘いをするのか?どんな最強プログラムを用意してくるのかが注目されている。なお、小樽工業はすでに情報技術科の募集を停止しており、最終学年の部員が最後の闘いに挑む。そういった学校の事情の他、昨年の決勝戦で宮城県工業をあと一歩まで追い込んだ実績もあり、小樽工業の闘いに注目したい。

 また、2年ぶり2回目の埼玉県立玉川工業は、来年、平成25年3月末をもって閉校を迎える。少子化の影響のための統廃合の一環だ。同校のホームページによると、高校プロコンに挑戦するチームは、馬場くん・高野くん・平間くん・福田くんのいずれも情報技術科の3年生。チームのメンバー4名は、夏休みも毎日学校へ来て頑張っていたとのこと。決勝トーナメントではどんな闘いになるのか?優勝を狙う玉川工業の最後の闘いにも注目だ。

 また、今年は北海道勢の躍進が素晴らしい。8校中3校が北海道というのは初めてのことだ。西の方に目をやると、昨年から九州勢が決勝大会に残るようになり、ようやく全国という冠にふさわしい闘いになってきた。2年連続の長崎工業の奮闘にも注目したい。

写真:引率の指導教員の先生方は、客席にいる。もしトラブルがっても、声をかけたり、檀上に上がることもできない。生徒たちだけの勝負なのだ
写真:引率の指導教員の先生方は、客席にいる。もしトラブルがっても、声をかけたり、檀上に上がることもできない。生徒たちだけの勝負なのだ

激戦必至!高校生の知力の闘いを見よ!
なお、ITジュニア育成交流協会では高校プロコンに協賛し、決勝大会では高橋文男理事長が審査員を務める。また、当日の熱戦の模様は各チームからのコメントを元に速報として本サイトでお伝えしていく予定!お楽しみに!