北海道室蘭工業高等学校 メカトロニクス研究部

「ITジュニアの活動便り」では、情報技術を学ぶ高校生たちの部活動を紹介しています。今回は、北海道室蘭工業の「メカトロニクス研究部」です。

北海道室蘭工業高等学校は、JR室蘭本線・室蘭駅西口から徒歩15分ほどに位置し、全日制のほか、定時制課程を併設する工業高校です。室蘭工業は、1941年に開校、当時は機械科と金属工業科からスタートし、現在では情報技術科を含めて5学科を設置する70年以上の歴史を持っています。今回は「メカトロニクス研究部」の活動について、部長の養父翔一さんからレポートして頂きました。

写真:強風・氷点下・晴天・・夕日に映える室蘭工業

 


写真:メカトロニクス研究部は現在4名で活動中。左から2人目が高校プロコンで見事優勝した石橋俊文さん、養父翔一部長。石橋さんの優勝によって、メカトロニクス研究部は活気づいているようです!
写真:メカトロニクス研究部は現在4名で活動中。左から2人目が高校プロコンで見事優勝した石橋俊文さん、養父翔一部長。石橋さんの優勝によって、メカトロニクス研究部は活気づいているようです!

Q)部活動の名前と、その由来を教えてください

メカトロニクス部部長の養父翔一(ようふしょういち)です。部の名称は「メカトロニクス研究部」です。メカトロニクスとはメカニクスとエレクトロニクスを合わせた和製英語で、ロボット作りなどを中心にハードウェアと電子制御やマイコンなどのソフトウェアの製作を学んでいます。

 

Q)部活動設立時期は?

かなり前からあるようですがよく分かりません。

 

Q)部員数と学年毎の構成は?

部員は現時4名で、女子はいません。
3年生    0名
2年生    2名
1年生    2名 ※2013年1月時点

 

Q)メカトロニクス研究部の構成は?

部員が今の状態になってからまだ日が浅いので、決まっていませんが、ロボットなどのハード中心の大会を担当する班とプロコンなどのソフト中心の大会を担当する班に分かれると思います。

 

Q)主な活動場所は?

基本的には実習棟で、電子機械科の手仕上げ加工の出来る実習室や情報技術科のコンピュータ室を使って製作しています。

写真:高校プロコンで優勝した石橋さんを中心にソフト班は高校プロコン二連覇を目指す
写真:高校プロコンで優勝した石橋さんを中心にソフト班は高校プロコン二連覇を目指す
写真:メカトロニクス研究部のハード班は、室蘭工業大学学長杯争奪ロボットサッカーコンテストに挑戦中!
写真:メカトロニクス研究部のハード班は、室蘭工業大学学長杯争奪ロボットサッカーコンテストに挑戦中!

写真:メカトロニクス部部長の養父翔一さん(左)、右は副部長に就任した石橋俊文さん。従来からのロボットなどのハード系と、高校プロコン優勝をテコにしたソフト系の両輪で部を盛り上げていく予定!あとは新入部員を待つばかり!
写真:メカトロニクス部部長の養父翔一さん(左)、右は副部長に就任した石橋俊文さん。従来からのロボットなどのハード系と、高校プロコン優勝をテコにしたソフト系の両輪で部を盛り上げていく予定!あとは新入部員を待つばかり!

 

Q)メカトロニクス研究部の特徴と得意分野は?

メカトロニクス研究部の特徴は、部員が少ないので皆で協力し、大会やコンテスト等で少しでも良い結果を残せるよう努力しています。得意分野はプログラムや電子回路です。アルミ加工や切削などはロボット製作をするのに必要になるのですが、情報技術科の人間しかいないのですこし苦手です。

Q)メカトロニクス研究部顧問の先生をご紹介ください

顧問の先生は情報技術科の坂田俊哉(さかたとしや)先生と電子機械科の前野哲也(まえのてつや)先生で、主に電子回路やプログラム等について教えてもらっています。

 

Q)部長の意気込みをお聞かせください!

メカトロニクス研究部は、人数こそ少ないですが、それでも問題等は皆で協力し合って解決し、目標に向かって頑張って行きたいです。

メカトロニクス研究部顧問は坂田俊哉先生(情報技術科教諭)
メカトロニクス研究部顧問は坂田俊哉先生(情報技術科教諭)

2012年のロボットコンテスト挑戦中のメカトロニクス研究部ハード班
2012年のロボットコンテスト挑戦中のメカトロニクス研究部ハード班

 

Q)今年(2013年)参加予定コンテストは

U-20プログラミングコンテスト
全国高校生プログラミングコンテスト
全国高等学校ロボット競技大会
室蘭工業大学学長杯争奪ロボットサッカーコンテスト

 

Q)昨年2012年に参加したコンテストは?

全国高校生プログラミングコンテスト
全国高等学校ロボット競技大会
室蘭工業大学学長杯争奪ロボットサッカーコンテスト

 

Q)過去の自慢できるコンテスト成績は?

CHaser2012 全国高校生プログラミングコンテスト 優勝


2012年11月11日(日)、埼玉県桶川市のさいたま文学館にて開催された第33回全国高校生プログラミングコンテスト(高校プロコン、主催:全国情報技術教育研究会)の決勝大会に北海道室蘭工業高等学校の石橋俊文さん(情報技術科2年)と、指導教員の坂田俊文先生(情報技術科教諭)の姿がありました。決勝大会会場には毎年予選を勝ち抜いた8校8チームが集いますが、室蘭工業は初めて見る校名ということもあり、早速コメントを取るために坂田先生にご挨拶したところ、なんと、メンバーは1人とのこと。そこで紹介されたのが石橋さんでした。坂田先生も石橋さんも揃って、1勝できれば良い、という超控えめなコメントに驚きつつも、結果は見事に優勝!まず、予選リーグで1位通過とその強さを示し、その後の準決勝、決勝ともに厳しい闘いで、一見すると負けるかな、という勝負でしたが、見事に逆転勝利で初出場ながら優勝を成し遂げたのです!最強のプログラムを対戦させる白熱の高校プロコンの様子はこちらから!

 
写真:室蘭工業の玄関に入ると、高校プロコン優勝の大きな大きな横断幕が掲示されていました!メカトロニクス研究部のアピール度抜群ですね!石橋俊文さん、おめでとう!
写真:室蘭工業の玄関に入ると、高校プロコン優勝の大きな大きな横断幕が掲示されていました!メカトロニクス研究部のアピール度抜群ですね!石橋俊文さん、おめでとう!

このように高校プロコンでの優勝によって室蘭工業は情報技術教育において一気に全国区になりました。その後、BCN ITジュニア賞2013のノミネートに同校を訪問した際に、顧問の坂田先生に詳細をお聞きしたところ、石橋さんの優勝によって、学校側も横断幕の写真にあるように、その成果を大変喜び、また評価されたとのことで、学校内でも情報技術科が俄然注目を浴びるようになったとのことでした。また、メカトロニクス研究部も石橋さんが副部長として加入することによって、ハード班、ソフト班と両輪で活動できることになったようです。最終学年である今年は1年生などの新入部員獲得を目指していくとともに、得意分野の「プログラムや電子回路」を活かし、様々なコンテストに挑戦していくメカトロニクス研究部に今年も注目していきたいと思います!頑張れ!メカトロニクス研究部!
(ITジュニア育成交流協会 事務局)