リユースPC寄贈式レポート~日本システム・室蘭工業

贈呈式の様子。どのノートPCも廃棄される予定だったとは思えないほど綺麗でした! 後列右:日本システム・荻生順一取締役 ソリューション本部 本部長、PCを受け取っているのは、メカトロニクス研究部部長の養父翔一さん(情報技術科3年)、前列右:富樫潤情報システム部 部長、PCを受け取っているのは、高校プロコンで室蘭工業に初優勝をもたらした石橋俊文さん(情報技術科3年)
贈呈式の様子。どのノートPCも廃棄される予定だったとは思えないほど綺麗でした! 後列右:日本システム・荻生順一取締役 ソリューション本部 本部長、PCを受け取っているのは、メカトロニクス研究部部長の養父翔一さん(情報技術科3年)、前列右:富樫潤情報システム部 部長、PCを受け取っているのは、高校プロコンで室蘭工業に初優勝をもたらした石橋俊文さん(情報技術科3年)

 

ITコンテストなどで優秀な成績を修める情報技術系のクラブにリユースPCを寄贈するという「リユースPC寄贈斡旋プログラム」も2年目に突入しました。昨年の第一回目は、東芝情報システム、東芝ITサービス、アドビ システムズ、BCNの4社が本プログラムに賛同し、のべ90台が提供されました。納入先は、BCN ITジュニア賞を受賞した学校をはじめとする5校。今年は昨年に引き続き、東芝情報システム、東芝ITサービス、BCNのほか、新たに日本システムが「リユースPC寄贈斡旋プログラム」に賛同されました。今回のレポートでは、5月14日(火)に室蘭工業のメカトロニクス研究部を訪問した日本システムによる寄贈式の模様を写真をふんだんに使って紹介します。

(ITジュニア育成交流協会事務局)

 

 

教育の現場を実際に見てみたい!

今年、初めて「リユースPC寄贈斡旋プログラム」に参画した日本システムの窓口となっていただいた富樫潤部長は、「クラブ活動の現場を見学して、情報技術を学ぶ生徒たちの生の声を聞いてみたい」と、訪問に強い意欲を示され、今回の寄贈式と相成りました。

 

写真1
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贈呈式後に寄贈されたノートPCを手にして全員で記念撮影を実施しました。荻生順一取締役によると、今回寄贈されたノートPCは日本システムの開発担当者が実際に使用していたとのことで、ビジネスの現場でプログラミングなどで使われていたPCが今回、未来のITエンジニアの手に渡ったことになります。見てください!この笑顔を!

写真)後列左:日本システム・荻生順一取締役 ソリューション本部 本部長、右:北海道室蘭工業・メカトロニクス研究部顧問 前野哲也先生(電子機械科教諭)、後列右:日本システム・富樫潤情報システム部 部長、左:北海道室蘭工業・メカトロニクス研究部顧問 坂田俊哉先生(情報技術科教諭)

写真2
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写真3
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写真 2 (上)

JR室蘭本線で最寄駅の「東室蘭」へ。新千歳空港からは途中乗り継ぎで特急「北斗」などを使って移動・・・途中、温泉で有名な「登別」を通過し、太平洋を眺めながら到着。本日は綺麗な青空でした

 

写真 3 (下)

北海道室蘭工業高等学校の雄姿。1941年に開校し、今年でじつに創立72年の長い歴史を持つ公立高校です

 

写真4
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写真 4(上)

訪問直前に室蘭工業の正面入り口で撮影。左:日本システム・荻生順一取締役 ソリューション本部 本部長、右:富樫潤情報システム部 部長。いざ、受付へ

 

写真 5(右)
北海道室蘭工業高等学校 花松正彦校長(真ん中)と校長室にて記念撮影。ご挨拶の後、ジュニ協より寄贈の経緯説明をし、日本システム・荻生順一取締役 ソリューション本部 本部長より、日本システムの会社説明と続いた

 

写真 6(下)
荻生取締役より花松校長と同席されたメカトロニクス研究部顧問の坂田俊哉先生(情報技術科 教諭)に同社の事業概要や、北海道でのビジネス事例や実績等の説明がありました

 

写真5
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写真6
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新入部員10名全員にリユースPCが行き渡る!

大人気コーナー「ITジュニアの活動便り」に室蘭工業のメカトロニクス研究部に登場いただいたのが、今年2013年の3月。つまり新入部員たちが入ってくる直前でした。この時の部員数は4名。部長の養父翔一さん、副部長の石橋俊文さん(ともに現:情報技術科3年)、と1つ下の2名だけという少し寂しい陣容でした。ところが、今年は新入部員が一挙に10名も入部し、顧問の坂田俊哉先生(情報技術科教諭)も顔がほころんでいました。下の写真を見てください!やはり、前年、2012年に高校プロコンで初優勝したことで、弾みがついたのでしょうか。いずれにせよ、部室に入ると、昨年訪問した時とは違い、賑やかで、同じクラブだろうか?と思うほどの活気がありました。そして、今年入部した新入部員10名全員に日本システムから寄贈されたノートPCが行き渡る格好となりました。

 

写真7
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写真8
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写真 7(上)8(下)

校長室を後にした一行は坂田俊哉先生の案内で、メカトロニクス研究部へ。まずジュニ協から石橋俊文さんの高校プロコンでの活躍や、BCN ITジュニア賞2013受賞などのリユースPC寄贈までのきっかけと経緯を部員の皆さんに説明しました。続いて日本システムの荻生順一取締役にご登場頂き、ご挨拶いただきました。また、富樫潤部長は北海道出身ということで、部員の皆さんへの力強いエールを贈りました。 

 

一斉に箱開け!僕のPCはどれだ??

一連の説明のあと、顧問の坂田先生の指示で、一斉に箱を開けることになりました。開けるのは新入部員、一年生たち。皆さんはとても嬉しそうで、楽しそうに内容を確認していました。「ウチで使っているパソコンと同じだー!」と喜びの声をあげる生徒や、「これは新品ですか?」と聞いてくる生徒もいました。確かに生徒と一緒にノートPCを確認すると、とても綺麗なものばかりで、とても廃棄される予定のPCとは思えないほどでした。なお、リユースPCとはいえ、綺麗であるばかりではなく、スペックに関しても、プログラミングするには充分なものであることを強調しておきます。これからプログラミング技術を習得する彼らにとっては自由に使えるPCが手元にあることが重要なのです。

 

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写真10
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写真11
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写真12
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写真11~14

箱から取り出して、早速自分のものだとノートPCを抱える生徒、喜びでニヤニヤする生徒、無言で箱を開ける生徒、早速起動させようとする生徒、新品のPC同様に表面についているフィルムを「取っていいですか?」と尋ねる生徒・・・箱開けが開始されると、あんなに静かだった生徒たちの笑い声が印象的でした!本当に良かったね~!

写真13
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写真14
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 礼儀正しいメカトロニクス研究部員たち!

下記の写真を撮影した後、いよいよ帰るという時になって、メカトロニクス研究部の皆さんから日本システムのお二人に対して御礼の挨拶がありました(下記写真)。養父部長は決意表明のように「寄贈頂いたノートPCで高校プロコンやU-20プロコンなどに挑戦して良い結果を残したいと思います!」と力強く挨拶しました。高校プロコンで昨年孤軍奮闘し、初優勝をもたらした石橋俊文さんをはじめ、3年生をサポートする2年生2名も大変礼儀正しいの印象的でした。また、新入部員の皆さんは終始元気が良く、寄贈式を実施して良かったと改めて感じた次第です。

写真15
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 寄贈PCを使ってコンテストに挑みます!

開封作業時に何人かの新入部員に声をかけたところ、先輩を見習ってプロコンなどのコンテストに挑戦していきたいと、養父部長と同じように今後の目標を語っていました。おそらくメカトロニクス研究部の共通の目標をすでに明確に定めているのでしょう。その目標を達成するためには今回、日本システムから寄贈頂いたノートPCが不可欠であることは言うまでもありません。北の大地から世界に発信できるような最強プログラムが登場することに期待しつつ、室蘭工業をあとにしました。 寄贈式を終えホテルへ戻ると、日本システム・荻生順一取締役からこんな力強い言葉をいただきました

 

「高校のクラブ活動の実態を見学できて大変勉強になりました。これからも情報技術を学ぶ生徒たちに何かできることがあれば支援していきたいですね!」

 

ジュニ協としても、日々、プログラミングなどの情報技術を学ぶ学校やクラブの実態をIT企業の皆さまに知って頂く活動ができたことは大きな成果となりました。寄贈式のためにわざわざ北海道は室蘭まで足を運んでいただき、未来のITエンジニアたちを激励して頂いたことにこのレポートの場を借りて感謝申し上げたいと思います。

写真16
写真16

写真15~16

養父翔一部長がメカトロニクス研究部を代表して、御礼の挨拶をしました。最後は部員全員が「ありがとうございました!」と元気の良い御礼の言葉で締めくくられました。 

 

 後日談~日本システムよりUSBメモリを追加贈呈!

リユースPCの寄贈式の際、坂田先生や前野先生との対話の中で、クラブ活動における様々な課題をお聞きすることができました。自由に使えるPCがない、ということはもちろんですが、坂田先生によると、学校内ではネットワークが使えないため、プログラミングの保存や、データのやりとりなどが簡単ではない、ということでした。その話を聞いていた富樫部長から、「日本システム内で使用していないUSBメモリがあるので、在庫がどれくらいあるか確認しましょう!」ということになりました。現在、企業内で使用しているPCにはセキュリティ上の問題からUSBメモリの差し込み口がない仕様であったり、USBメモリそのものの使用を禁止しているケースもあるようです。そういった背景から、企業内での未使用のUSBメモリをメカトロニクス研究部に追加で提供頂けることになったのです!事務局としては、やはり現場を訪問すると良いなぁ・・・もっとIT企業様にもこうした実態を知ってもらいたいなぁと感じた次第です。そして、後日、坂田先生のもとにUSBメモリ10個が届いたそうです!

 

 

 リユースPC寄贈斡旋プログラムの主旨とは

リユースPC寄贈斡旋プログラムはあくまでもプログラミング技術のために、廃棄される予定のリユースPCをひとりでも多くのITエンジニアの卵が在籍するクラブへ寄贈することです。一方で、「数年前のPCでは、最新のアプリケーションなどをインストールするだけのスペックではないのでは」等の問い合わせをしてくる方もいます。あくまでも本プログラムの目的は、プログラミング実技を支援するためのPCを無償で提供することです。したがってプログラミング実技以外で使用するハイスペックのパソコンは、学校の予算か個人で購入して頂きますよう、お願いしております。下記のような生徒たちの笑顔が少しでも広がるように、地道な活動を続けて参ります。ITエンジニアの卵を支援する具体策であるリユースPC寄贈斡旋プログラムに今後もご期待ください。

写真17
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顧問の坂田俊文先生(情報技術科教諭)によると、写真の中でPCを持っていない2-3年生は、昨年の高校プロコンの優勝商品がノートPCだったということで、今回の日本システムからの寄贈PCによって部員全員がPCを持つことになったとのことです! 

 

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