BCN ITジュニア賞10周年を記念してOB・OG会「ITジュニア発芽会」が発足

 BCN ITジュニア賞は、今年で10周年を迎えた。これを記念して、ITジュニア育成交流協会は、「BCN ITジュニア賞 2015」表彰式に過去の受賞者・指導教員の方々を招待。後輩たちの勇姿を見守ってもらうとともに、表彰式終了後には協会の主催で歴代受賞者と今年の受賞者、指導教員の方々、協会関係者が親しく交わる懇親会を東京国際フォーラム地下の有楽町カフェ&ダイニングで開催した。

 懇親会の冒頭、ITジュニア育成交流協会のファウンダーであり、副会長でもある奥田喜久男BCN会長が、「後輩たちは先輩の姿を見て育つ。皆さんが後輩たちにどんな背中を見せるかで、来年の後輩たちがこのBCN ITジュニア賞の場にいるかどうかが決まる。皆さん、ぜひ後輩たちに思いを伝えてほしい。諦めないで思い続けること、こつこつと取り組み続けることが大切。それが、このようなかたちで花開く」と、歴代受賞者に後輩たちへの応援を要請した。


ITジュニア育成交流協会のファウンダーで副会長を務める奥田喜久男BCN会長(右)
ITジュニア育成交流協会のファウンダーで副会長を務める奥田喜久男BCN会長(右)

 続いて、高橋文男理事長がOB・OG会の設立に至った経緯を説明。「本日、この場には31人の受賞者と、ご指導いただいた11人の先生方、そして今年の受賞者にご参加いただいた。本当に感謝したい」とお礼を述べたあと、歴代受賞者に公募して事務局が選考した名称「ITジュニア発芽会」を提案し、満場の拍手をもって承認された。「発芽会」の名を提案したBCN ITジュニア賞 2013受賞者で宮城県工業高校OBの加藤弘祐さんには、その場で記念品としてLEDプランターが贈られた。


「発芽会」と命名した加藤弘祐さん(右)に高橋理事長からLEDプランター(目録)をプレゼント
「発芽会」と命名した加藤弘祐さん(右)に高橋理事長からLEDプランター(目録)をプレゼント

 高橋理事長は、「ITジュニア発芽会の活動として、歴代受賞者の方々が後輩たちを応援する場をつくりたい。ホームページに投稿欄などを設けて、コンテストや競技会の模様をレポートしていただこうと考えている。また、東アジアのITジュニアの皆さんとの交流会を開催するなど、国際交流の場にしていきたい」と構想を発表。大きな拍手を受けたあと、歓談へと移った。

 同じ高校・高専の先輩後輩や同期受賞の懐かしい顔、久しぶりに会う恩師との歓談は、10年というITジュニア賞の節目の年にふさわしく、非常ににぎやかなものになった。


 およそ1時間半の歓談の後、ITジュニア育成交流協会の真木明理事が、表彰式から懇親会へと長時間にわたる参加をねぎらったあと、「非常に楽しいひとときだった。受賞者代表の三上和馬さんがスマートフォンを片手に登場したのには感慨を覚えたし、また歴代受賞者代表の上村直也さんの挨拶では、『チャレンジしてほしい』というアドバイスがあった。若い人は失敗が許される。だから、どんどんチャレンジしてほしい」と表彰式の感想を述べた。

「先生方の応援も考えたい」と語るITジュニア育成交流協会の真木理事(左)
「先生方の応援も考えたい」と語るITジュニア育成交流協会の真木理事(左)

 そして、「表彰式の前に、歴代受賞者による座談会を開催した。そのなかで特に印象に残ったのが、先生方への感謝だ。『社会に出て、あらためて先生の指導が正しかったことがわかり、大きな教訓になっている』と、参加者全員が口を揃えていた。ITジュニアの皆さんだけでなく、指導教員の方々の応援も考えていきたい」と、協会の新たな役割を示唆して締めくくった。

 ITジュニア発芽会は、日本の将来を担う優秀な若きITエンジニアと、その先生方の集団だ。歴代の受賞者には、学びを続けている方もいれば、すでに社会に出て活躍されている方もいる。この方々の相互交流と後輩たちへの思いの伝達、そして先生方の温かな指導・応援の場になるよう、この春から本格的な活動を開始する。