初音ミクがソリストの「イーハトーヴ交響曲」、北京で公演

 協会協賛企業のクリプトン・フューチャー・メディアが送り出した初音ミクがソリストを務める冨田勲の「イーハトーヴ交響曲」が、5月20日に中国・北京市の北京世紀劇院で上演される。

 「イーハトーヴ交響曲」は、合唱団、オーケストラによって宮沢賢治の文学世界を表現した冨田勲作曲の交響曲。ボーカロイドの初音ミクがソリストとして参加し、CGが指揮にシンクロするかたちで進行する。初演は2012年11月、東京・西新宿の東京オペラシティコンサートホールで、日本フィルハーモニー交響楽団が演奏した。


 今回の北京公演は、中国政府文化部、北京市人民政府などが主催し、25カ国・地域が参加する相約北京(北京で会いましょう)芸術祭のなかで行われる。中国でも若者の間で絶大な人気を誇る初音ミクを中国政府が招いたかたちだ。演奏は北京のEOS交響文献楽団、合唱は宮沢賢治の故郷である岩手県のメンバーを中心とした日本の合唱団、イーハトーヴシンガーズが担当する。指揮は河合尚市。


 北京世紀劇院は、日本政府の無償援助と中国政府の出資で造られた大型国際文化交流センター内にある。