2016年

10月

06日

【協賛企業通信】アメリカンフットボール、エレコム神戸の試合を見てきた!

 ITジュニア育成交流協会の協賛企業であるエレコムは、地域に密着した社会貢献活動の一つとして、アメリカンフットボールXリーグWEST所属の神戸ファイニーズをオフィシャルスポンサーとしてサポートしている。そのエレコム神戸ファイニーズ(エレコム神戸)の2016レギュラーシーズン第4戦、10月1日の対オール三菱ライオンズ(オール三菱)戦を観戦する機会を得た。ハーフタイムにお聞きしたエレコム・葉田順治社長のお話とともに観戦記をお届けしよう。

 

産学協同でチームの強化に取り組む

 エレコム神戸ファイニーズは、1975年。滋賀県長浜市でクラブチームの湖北ファイニーズとして誕生した。91年、93年にはサンスター・ファイニーズとして全日本社会人選手権で2位になったこともある名門チームだ。2001年からはNPO法人として活動し、05年に拠点を神戸に移した。エレコムは09年4月にメインスポンサーとなり、チーム名もエレコム神戸ファイニーズとなって、14年シーズンはXリーグWESTを制覇した。

「もともと当社の社員が神戸ファイニーズでプレーしていたことがきっかけです。2008年の当社の忘年会のとき、チームスポンサーを探している話を耳にして、そのご縁から話が進んで、翌年にメインスポンサーになりました」(葉田社長)

 今春は西日本社会人選手権で準優勝のエレコム神戸。第4節は社会人1部の中位にいるオール三菱ライオンズが相手だ。天候に恵まれた大阪・万博記念公園内のエキスポフラッシュフィールドでの試合は、17時10分にキックオフを迎えた。

 

 

 前半戦、自力に勝るエレコム神戸が順調に先制点を挙げ7-0とする。これまでの戦績からみて、このまま得点差を広げていくかと思われたエレコム神戸だが、オール三菱の踏ん張りに追加点が奪えない。そして第2クォーター、前半終了が近づいてきた時間帯に、ここまで辛抱強く耐えてきたオール三菱に絶好のチャンスが訪れ、これをものにしたオール三菱が同点に追いついた。その後、再度突き放しにかかったエレコム神戸の攻撃をオール三菱がしのぎ、7-7の同点で前半が終了した。

「一昨年のシーズン終了後、当時の主力プレーヤー数名がリーグ優勝を集大成として引退したので、いまチームは再構築の途上です。昨年は芳しくない結果でしたが、今年は能力の高い選手が加入し、強化は順調です。クラブチームは企業チームに比べると練習時間などに制限がありますが、効率よくチーム力を高めています。目指しているのは『一過性の強いチーム』ではなく、『継続性の高いチーム』です」(葉田社長)

 エレコムは、15年に教育環境の向上とファイニーズ/神戸大学のアメリカンフットボール部レイバンズ(関西学生リーグ1部)の強化を図るために、神戸大学に鶴甲第一キャンパスの人工芝化とトレーニングジム設備を寄付。この神戸大学エレコムグラウンドで、ファイニーズ/レイバンズが合同トレーニングや合同練習を行って、産学共同で日本一を目指している。さらにフィールド外でも、小学生向けにフラッグフットボール教室を開催したり、ファンの方々との交流を目的とした感謝イベントを開催したりなど、多くの地域活動を実施している。

 

試合を支配しながらの惜敗で今後の連勝に期待

 後半戦も勢いはエレコム神戸にあった。前半同様、圧倒的な攻撃でオール三菱にプレッシャーを加え続け、攻めるエレコム神戸、守るオール三菱の状況が続いた。終盤に差しかかったところで、膠着状態だった試合が一気に動き出す。あとわずかの所でゴールラインを越えることができないエレコム神戸は、ここまで攻めあぐねていたオール三菱にわずかな隙を突かれ、7-14と逆転されてしまう。さらに、勢いに乗った相手にフィールドゴールで追加点を奪われ、7-17とさらにリードを広げられてしまう。

サイドラインから戦況を見守るエレコム葉田社長
サイドラインから戦況を見守るエレコム葉田社長

 このままでは終わることができないエレコム神戸。テンポよく攻撃を重ね、タッチダウンで14-17と追い上げる。しかし、残り時間1分19秒から再逆転を狙った猛追も及ばず、残念ながらエンドオブゲーム(試合終了)を迎えた。試合を支配しながらも勝負に負けたエレコム神戸。不完全燃焼で非常に悔しい一戦だったが、まだ社会人王者決定トーナメント進出のチャンスは残っている。今後の連勝と、勝利を手にしたオフシーズンの地域貢献活動に期待したい。

(文・写真 BCN 石井健太郎)