小学生も大活躍! 第3回U-15長野プロコン開催

 10月24日、若里市民文化ホールで『U-15長野プログラミングコンテスト』が開催された。当日は数日続いていた雨も上がり、さわやかな秋晴れ。長野商工会議所会頭の北村大会長が開催を宣言、高専プロコン交流育成協会の堀内実行委員長の挨拶のあと、小学生部門と中学生部門の二部門に分かれ熱い戦いの火ぶたが切られた。

photo1.jpg

好天に恵まれた、U-15長野プロコン

 参加者は小学生部門22名(4年生~6年生)、中学生部門14名(1年生~3年生)の総勢36名。コンテストは『CHaser』によるプログラム対戦という形で行われた。プログラミング言語としては、小学生部門では「Blockly(Scratch)」、中学生部門では「C♯」を使用し、チューター役の信州大学工学部と長野高専の学生に見守られながら、戦略を込めたプログラムで戦いに挑んでいた。

photo2.JPG

決勝戦に進んだみなさん

 午前中はボットプログラムとの対戦による予選がおこなわれ、対戦結果として勝ち上がった各部門4名ずつが、午後に行われる決勝戦へとコマを進めた。決勝戦はトーナメント方式、惜しくも負けてしまった2名で3位決定戦を行い、最後に優勝をかけた対戦が行われた。司会の五十嵐さんによる恒例の掛け声で盛り上がる中、各選手たちは自分が書いたプログラムを信じつつ、祈るような気持ちで戦いの行く末を見守っていた。

photo3.JPG

対戦を見守るこどもたち

 熱い戦いの結果、見事に優勝を勝ち取ったのは、小学生部門では小田切一樹さん(5年生)、中学生部門では小林たいちさん(1年生)。

 最後に優勝者によるエキシビジョンマッチが行われたが、小学生の小田切一樹さんが見事に勝利をおさめ、会場を大いに沸かせた。

白熱のエキシビジョンマッチの模様

 コロナ渦の中、開催が危ぶまれていたが、実行委員の努力による万全な感染対策で無事に開催することができた。参加のこどもたちには皆大きな笑顔が咲いていた。このこどもたちに惜しみないエールを贈りたい。