第5回U-15プロコン愛媛大会、連続参加の中学生が技を磨いて優勝

 BCN ITジュニア賞2021(U-16賞)対象コンテストのラスト、『U-15プログラミングコンテスト愛媛大会』は、1月10日オンラインで開催され、愛媛大会のYoutube公式チャネルで同時配信された。

 開会挨拶では、実行委員長の松本純一郎氏(株式会社マイクロシステム代表取締役)が「いつでも、どこでも、誰でも出来るプログラミングは、自分の工夫でどんな結果が表れるか、いつもワクワクする」とプログラミングの楽しさを語った。

開会の挨拶をする松本純一郎実行委員長

開会の挨拶をする松本純一郎実行委員長

 U-15プロコン愛媛大会はゲーミングプラットフォーム『CHaser』競技を採用している。コロナ感染拡大防止のため事前講習は愛媛大会のYoutube公式チャネルにUPされた動画を見ながらの個別学習となった。プログラミング学習用の動画は、実行委員である松山工業高校メカトロ部の顧問、山岸貴弘先生が部員とともに制作して公開している。

 【愛媛大会公式チャネル】https://www.youtube.com/channel/UC9Q1Kkf_SbnXj9Gj77nIl7w?view_as=subscriber

 今大会には県下から19名の小・中学生が参加、まず予選で全員がでボットと対戦し、得点上位8名がトーナメントで競う形式で進められた。兄弟で大会に連続参加した中学1年生の北山蓮さんが、前半戦でプットされたものの後半戦でプットを返し、得点僅差で優勝を手にした。昨年の優勝者で小学生で唯一、上位に残った山田実和さんは惜しくも敗れたが、まだまだ参加資格が継続する。次の大会もレベルが一段と上がりそうだ。

決勝戦後半、北山さんがPUTし返して優勝を決めた

決勝戦後半、北山さんがPUTし返して優勝を決めた

優勝おめでとう!

優勝おめでとう!

 最後の講評では、山岸貴弘先生が「提出された全てのプログラムでエラーが生じなかった。今回参加した皆さんのレベルは高い」と喜びを語った。