徳島県の阿南高専で「小学生向けプログラミング体験講座」

 8月29日(土)阿南工業高等専門学校で公開講座「小学生向けプログラミング体験講座」が実施された。小学校でプログラミング教育が始まる中、プログラミングに初めて触れる子どもたちが楽しいと感じてほしいという熱い思いで創造技術工学科の吉田晋教授が中心となり講座を立ち上げた。

 折しも今年春からコロナ感染症が急拡大。日本でも全校休校やオンライン授業への切り替わり、先生方は対応に明け暮れながらも"プログラミング教育は待ったなし"と試行錯誤で準備が進められた。

 公開講座第1回目は、プログラミングに興味のある小学生高学年4年生~6年生の14名が参加、うち3名はオンラインビデオ会議システムでの参加になった。

 講座では「特定非営利活動法人みんなのコード」が提供するプログルを利用し、プログラミングの楽しさを体感。ブロックを並べるプログラミングで、正三角形や、正多角形など、描画することにチャレンジし、11月8日(日)に開催を予定している『第1回U-16プログラミングコンテスト阿南大会(小学生高学年対象の競技大会)』のデモンストレーションとして課題図形のプログラム作成にも取り組んだ。

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阿南高専の教室でプログラミングを体験

 参加した生徒からは「難しかったけど楽しかった」、オンラインで参加した生徒も「楽しかった。また参加したい」と嬉しい声が。11月7日に2回目の講座が開かれ、翌日に大会を迎える。