U-16山梨プロコン2022、競技部門は今村さん、作品部門は青柳さんが優勝

 U-16山梨プログラミングコンテスト実行委員会は12月11日、山梨県立甲府工業高等学校で第5回U-16山梨プログラミングコンテスト2022を開催した。競技部門11名、作品部門21名の参加者で競った結果、競技部門では今村太河さん、作品部門では青柳篤司さんがそれぞれ優勝の栄冠に輝いた。

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第5回U-16山梨プログラミングコンテスト2022競技部門。総勢11名が参加した

 コンテストは、競技部門、作品部門に分かれ開催。参加者数は前年大会からほぼ倍増した。競技部門の舞台は、プログラム同士を戦わせる対戦型ゲームプラットフォーム、CHaser。まず、年長者と年少者の2グループに分かれたリーグ戦で、決勝トーナメントに4名が進出した。決勝戦は、高校1年生の今村さんと小学校5年生の吉田怜一さんの戦い。初戦は吉田さんが勝利したが、2戦目で今村さんが見事「プット勝ち」を収め優勝を決めた。作品部門では青柳さんの「DOG RPG」の出来栄えが評価され優勝した。

 冒頭挨拶に立った、「日刊電波新聞」特任ライターでU-16山梨プログラミングコンテスト実行委員会の大橋太郎 実行委員長は「コロナ禍の影響もあり、GIGAスクール構想が一気に進んだ。皆さんがここに参加している事自体、すばらしい事。そもそも日本は電子技術で世界をリードしていた。参加者の皆さんにぜひ立て直してもらいたい」と話し、激励した。

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参加者全員で記念撮影